筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

少食の効用

現在は健康情報番組が隆盛を見せています。各局ともゴールデンタイムに健康情報番組を提供しています。しかし数多くの健康情報番組がありながら、その手法はほぼ共通しています。

①まず現在の生活習慣でのリスクを提示する。
②そのリスクに対して科学的な根拠を示し、リスクの解消効果があるとする身近な食品を紹介する。
③視聴者はその身近な食品を食べることで、科学的にも健康に良いことをしているという満足感を得たり、リスクに対する不安感を解消する。

 健康情報番組では、次から次へとリスクを提示し、その解消法となる食品を紹介します。その為、「あれも食べなくては」「これはミネラルの補給」「こちらは骨粗鬆症の改善」と食べなくてはならないものがどんどん増えてきます。

 花を育てている人は水のやり過ぎや栄養分の与え過ぎが花を駄目にすることを知っています。犬やネコを飼っている人は、犬やネコが体の調子が悪くなると、何も食べずにじっとしていることを知っています。また数多くの動物実験が少食である方が長寿で病気にかかりにくいことを示しています。

 私たちヒトも同じです。食養生で患者を健康へ導こうとするお医者さんは、まず日本の伝統食(無精製の穀物に豆類・海草類・小魚)へ戻り、少食であること、朝食を抜くこと、また、場合によっては断食をすることを奨められます。これは生化学的にも証明されており、空腹が長く続くと「モチリン」というホルモンが分泌され、消化管の清掃が始まります。夜遅い食事や、大食をした場合、またちょこちょこと間食をした場合はこの現象が見られません。つまり消化管の掃除をしないまま汚し続けていると言うことです。これでは身体も本来の機能を果たすことが出来なくなるのは当然と言えます。

 身体の不調を感じたときは、身体の症状に合わせてあれこれ摂る事をやめて、シンプルな日本の伝統食に戻り、余計なものを省き、消化管への負担を軽くする事を考えて下さい。

  参考書籍:柄本三代子著 『健康の語られ方』青弓社刊
      :矢上裕著「自力整体整食法」新星出版社刊
      :丸元淑生著 『豊かさの栄養学』新潮社刊
 

ramtha / 2005年12月31日