筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

「紀元節」

毎日が日曜日の暮らしになってもう四半世紀を超えた。十年ばかり前からは足腰も衰え、最近では外出もままならず終日家の中に閉じこもっている。自分ではまだ認知症には捕まったと思っていないが、物忘れも激しくなってきた。

今日も近くの小学生が午前中から自転車に乗って遊んでいる。春休みには未だ早いがと思ってカレンダーを見たら、建国記念日の祭日ではないか。私が小学生の頃は紀元節で、授業はなかったが、登校して紀元節を祝う儀式が行われていた。全校生徒が板張りの講堂に集合させられたが、暖房などもなく寒かったことを覚えている。

儀式は校長先生の教育勅語購読に始まり、神武天皇の東征から即位に至る神話を拝聴したように記憶している。

最後に女性の花田先生のオルガン伴奏で

空にそびゆる 高千穂の
高根おろしに 草も木も
なびきふしけん 大御代を
仰ぐ今日こそ 楽ししけれ (以下省略)

という四番まである祝歌を合唱させられた。

合唱すると体も温もったが、何よりも嬉しかったのは式後、手渡された袋に入った紅白の饅頭であった。

当時四大節と言われていた
・四方拝 一月一日
・紀元節 二月十一日
・天長節 四月二十九日(天皇誕生日)
・明治節 十一月三日(明治天皇誕生日)
には同様な儀式が行われ、お祝いの紅白の饅頭が配られたことであった。

(平成二十七年二月十一日)

ramtha / 2015年6月28日