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「安倍総理のヤジ」

先日、西川農林水産大臣の政治資金問題について、民主党の玉木議員が、衆議院予算委員会で取り上げて質問している最中に、安倍総理が「日教組はどうなんだ」というヤジを飛ばしたという事件が伝えられたが、新聞記事によれば、「西川農相が国から補助を受けている団体から寄付をもらっているのは政治資金規正法違反ではないか」という玉木議員の質問に対して、総理が「民主党は日教組から寄付を受けているではないか」という趣旨の反撃的ヤジをしたということのようである。

またまた安倍総理のお粗末さを露呈した話に唖然とした。国会ではしばしばヤジの応酬があるとは聞いていたが、国を代表する総理がヤジを飛ばすという事は耳にしたことがない。

かねて国会議員のヤジは日本人の品位を貶める行為で苦々しく思っていたが、ついにここまで落ちたかと思うと慨嘆に耐えない。

昭和初期、私は小学校で先生から「他人が話している時は最後まで静かに聞くように」と教えられてきた。だから人が話しているときに、口を挟んだり私語をしたりすることには、今なお嫌悪感を感じる。

しかし最近のテレビ番組では、一分一秒の放映時間がスポンサーへ売られる商品となっているためか、バラエティー番組ではもとより討論会などでも、 一人の発言中に他のコメンテーターが割り込み発言することがしばしば見られる。ときには何人もの人が同時に発言し混乱することも珍しくない。多くの場合、司会者がみんなの発言を停止させ、軌道修正して議事を進行させているようであるが、見苦しい限りで、なんとかならないものかと思うことが少なくない。

地方議会のヤジならともかく、総理のヤジは瞬時に世界中に知れ渡ることぐらい心得てもらいたいものである。さすがにこのヤジへの非難に対し、二十五日の予算委員会で総理が陳謝したというが、その際「ウィットに富んだ、その通りだと思うヤジはある」と付言したという。これまた自分の非を非として素直に認めることのできない安倍総理の性格丸見えの負け惜しみで、これを鼬(イタチ)の最後っ屁という事はご存知だろうか。

ついでにヤジの語源について広辞苑に尋ねてみると次のように述べている。

やじ(弥次・野次)は「やじうま」の略。
やじうま(弥次馬・野次馬)
①慣らしにくい馬。強い悍馬。また老馬。 ②自分に関係ない事を人の後ろについてわけもなく騒ぎ回ること。またそういう人。

(平成二十七年二月二十六日)

ramtha / 2015年6月30日