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十月二十九日「最高権力者の孤独」

今日の毎日新聞のシリーズものの記事には、「関係安定化を模索」と言う見出しをつけて、次のように記している。

「習近平氏の権力集中は、日本にとって悪いことではない」 (北京の外交筋)。中国では指導者の立場が不安定であるほど、日中関係において歴史問題が影を落とした。
二期目に入った習近平絎書記が権力を固めれば、国民の反日感情に押される形で、政府が強硬姿勢を取る必要はより薄れる、との期待が日本側には根強い。(中略)

昨年は南シナ海問題を巡る対立が表面化したが、今年六月には習氏の提唱する経済圏構想「一帯一路」に、安倍首相が協力姿勢を示して、「習氏のメンツを立てた」(外交筋)ことで、今年の国交正常化四五周年を互いに祝う環境が整った。(中略)

米中関係に詳しい中国人民大の殷弘(いんこう)教授は、九月に北京で開かれた対日政策討論会で、古代アテネが、覇権都市スパルタの同盟都市と対立を激化させたために、両勢力の全面戦争に至ったと分析。「中国はアテネが、はまった『わな』を忘れてはならない」と訴えた。米国との衝突を避けて、中国が大国になるためには、米国の同盟国・日本との関係安定が重要との趣旨だ。

この記事に関しての感想などを書きとめておく。 ‘

①最高権力者の基盤が強固であるほど、力を誇示する必要は無いということ。
安倍首相が殊更力を誇示し、ヨーロッパ各国で吹き荒れているナショナリズムも、自らに対する自信の無さの、裏返しに過ぎないのでは・・・。

②しかし、最高権力者と言うものは、常に他人が自分に取って変わり、自分は奈落の底に落とされるのでは、と不安を抱いて居るのではないか。だから、習氏が何時対外的攻勢に出るか分からない。やはり安心しては居られないかとも思う。

③欧州のナショナリズムは、戦後しばらくは、第二次大戦の悲惨さに懲(こ)りて、鳴りをひそめていたが、近年耳にするようになった。

戦後七十年余、時間の経過とともに、戦争の悲惨さを知らない世代が多くなったためだろうか。

しかし、平和惚(ぼ)けしたのは日本人だけて、外国では、紛争や内乱に、しばしば苦しんできている。どうしてだろう。

ramtha / 2018年3月31日