筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

オスグッド、シンスプリントもトリガーポイントが起こしている。

中学生の足と臀部の痛み

足首、下腿、膝の痛みで休部しているサッカー部員

症例 09-02  13歳(男性)

3週間ほど前からボールを蹴ったり、走ったりすると、
足首が痛むと共に臀部に痛みが走るようになった。

整形外科を受診し、レントゲンを撮ったが異常なし。
湿布、電気治療を続けたが治らず
やむなく休部している。

【症状・経過】

小学校の頃から膝に痛みが出て
そのときも整形外科を受診して「オスグッド」と言われたそうです。

足首はその頃から痛みはあったのだそうですが
こんなに痛むのは初めてだとの事です。

整形外科では「骨や関節には異常がないので、痛み止めと電気治療で様子をみましょう」という事にいますが
3週間経っても症状は変わらず、当方を受診。

小学校の時から膝の痛みがあったということは
内側広筋など大腿四頭筋にTpがあったと思われます。

また、幼い頃から足首の痛みがあったということは
足の第2中足骨が長いモートン足構造である事を示唆しています。

モートン足構造は足の回内をもたらし
小臀筋などの緊張に影響します。

これらの観点から、内側広筋、小臀筋、
そして足首を緩めたところ痛みは解消した。

ramtha / 2009年4月24日