筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

脱トリガーポイント

当サイトでは、筋膜などに生じるトリガーポイントが痛みやしびれを起こす原因である事を訴え、その重要性を説いています。しかし効果的な治療を行う上では「脱トリガーポイント」の考え方がとても大切です。「トリガーポイントが重要なのに、脱トリガーポイント・・・?」と疑問に思われる方も多いことでしょう。その理由をご説明致します。

トリガーポイントが起こす「関連痛現象」や「自律神経現象」は重要な視点で、この考え方をしっかり学ぶことで、患者さんが訴える痛みや不定愁訴の原因が見えてきます。しかしトリガーポイントが生じるには様々な要因があります。主なものを次に挙げます。

  1. 姿勢筋への過負荷
  2. 内臓機能障害
  3. 関節の拘縮
  4. 骨膜点のバリア
  5. 皮膚の過敏性

患者さんが訴える症状を改善するには、トリガーポイントを弛めれば良いのですが、上記の要因が改善されなければ、またすぐに再発したり、別の愁訴となって現れてくると言うことです。従ってトリガーポイントを弛めることよりも、これらの要因を改善することが重要だと言うことです。

トリガーポイント治療を効果的に行うには、この「脱トリガーポイント」の視点が大切なのです。

ramtha / 2010年11月21日